日別アーカイブ: 2018/11/07

「#ペンチメント」について2

基本的に絵を描くのは得意でした。小学5年生ぐらいの頃には担任の先生とクラスの子たちの似顔絵もいくつか描きました。担任の先生の似顔絵に関しては、あえて簡略化して描いたのが絶妙だったようで文集にも大きく載せてもらいました。中学では自画像がうまく描けて数学の先生に褒めていただき、今思うとそのせいで数学の勉強に力が入って成績が上がったのかなぁと思います。この自画像は絵そのものよりも額縁の彫刻にも力が入っていて、ラピュタのオープニングの抽象画っぽく彫りました。高校では授業で屋上から得意になって風景を描きますが、どういうわけか全く良い絵が描けませんでした。

独自の自己流の一環としてはその中には絵画という素材も存分に含まれており、堕落というその心の景色の中で純粋に見えてくるもの、痛々しい響き、変わったリズムをBGMにしながら己のコアな面を理解すべく底のない滑らかな螺旋階段の探索、SF小説を背景としながらも過去へと突き進む一筆書きのような連続、そして退廃的かつリアルさをも追求した静物画の旅、とでもいった具合でありましたが、一時的にであれ妹が完全にこれにインスパイアされてしまったことは悔やまれてなりません。

 

 

「#ペンチメント」について1

さて、実家へ帰ってきてしばらくは、本を読んだり音楽を聴いたりしていましたが、自業自得ですので非常に肩身の狭い状況に追い込まれます。「なるべくなら音が漏れないように」から、だんだんと「絶対に誰にも聞こえない状況」でないと特に創作とは向き合うことができず、心の中では若干本気で存在を消すような感じで息を潜めながら過ごしていたと思います。そうしてこの創作においてはいわゆる完全なる独自の自己流というものからの脱却についてどうしても毎日考えるようになってしまい、多分夜中じゅう悶々とした日々を経て、ある朝父に宛てたメモ用紙の中で「専門学校に通わせてください」とお願いしてしまったのでした。その日父はそのまま会社を休んでしまい、このお願いはもちろん聞き入れてはもらえませんでしたが、このことは今でも非常に申し訳ないことをお願いしてしまったなぁと痛烈に後悔しているわけであります。